予防歯科
オーダーメイドの予防法
ミナト歯科クリニックは、虫歯・歯周病になる前の予防歯科に、積極的に取り組んでいます。
虫歯・歯周病にかかるリスクが個人によって異なるのはご存知でしょうか。私たちは、「唾液検査」の結果を科学的に分析することで患者様ごとに異なった予防方法を明確にしていきます。
虫歯や歯周病は風邪などと違い、病院に行って薬をもらい睡眠をとって完治、というようにはいきません。残念ながら虫歯や歯周病というのは、一度発症すると自然に治ることはなく、たとえ治療をしても元の状態には決して戻ることのない疾患なのです。
最大の目的は、「虫歯になりにくい状態を長期間
維持し、歯周病から歯を守ること」
歯は一生の宝です！
虫歯・歯周病になる前に診療して、
健康な歯をなるべく維持できるように、
私たちは全力でサポートいたします。
虫歯の治療では、なぜそうなってしまったかという「原因」の追及をあまりせず、ただ処置をする場合が少なくありません。しかし、たとえ小さな虫歯を削って詰め物をしても、年月の経過とともにそれが取れてしまったり、周囲に別の虫歯ができたりということが起こります。なぜなら、その「原因」自体は解決されていないからです。この場合、さらに後に深く削ったり大きな詰め物をし、いずれは神経も抜かなければならない、といったことが想定されます。
では、そのような事態を防ぐにはどうしたらいいか。それが、私たちミナト歯科クリニックの考える予防歯科です。
当クリニックでは、歯科衛生士が担当制でつきますので、虫歯や歯周病の早期発見・早期治療のお手伝いを丁寧にしていき、患者様に合わせた定期的なクリーニングや健康状態に合わせたケア方法をご提案します。
唾液検査
唾液を使った科学的な検査方法とは
検査結果は、専属の歯科衛生士が分かりやすくグラフ化し、改善方法や問題点などとともオリジナルレポートを作成します。
唾液（だえき）検査とは、WHO（世界保健機構）の調査でも用いられる唾液を使った科学的な検査方法です。唾液の量や、強い虫歯菌がどれくらいいるかなど、生活環境からの影響なども含めて調べることができます。これにより、なぜ虫歯になってしまったかという原因を判断する手助けになります。
OHIS （歯周病リスク管理システム）
歯周病のリスク管理
「自分の歯も、もしかして歯周病?」
「歯周病と言われたけど、将来どうなるの?」
様々な病気を引き起こすとも言われる歯周病は、その原因と対策をしっかり見極めないといけません。アメリカの先端歯周病専門医によって開発された「OHIS」は、歯周病のリスクを管理することができるシステムで、当院もこれを導入しています。
現在の歯周病の状態と将来の歯周病リスクを数値化・グラフ化して、歯周病のリスクを分かりやすく患者様に提供します。このOHISは、常に最新の研究や疫学データに基づいて診断をするため、信頼性の高いリスク情報で定評があります。
歯科医療最先端のアメリカの歯周病学会（AAP）も、歯周病リスク診断を提唱しています。
PMTC
プロフェッショナル技術で虫歯・歯周病予防
PMTCは、専門のトレーニングを受けた歯科医師・歯科衛生士が、歯の表面についた歯垢（細菌の塊）や沈着物を特殊な医療器機を使って完全に取り去った後、歯垢（細菌の塊）の再付着を防ぎ歯の質を強くするためにフッ素を塗布する行為をいいます。
虫歯・歯周病の予防管理を目的として北欧でシステム化され，現在多くの国で行われています。前述の唾液検査の判定のもと各々のリスクに応じた間隔でPMTCを受ける事で、虫歯の再発及び歯周病の進行を防ぐことができます。
効果を出すために定期的にクリーニングを
プラークの中で最も病原性の高い「バイオフィルム」を落とすことのできる方法です。歯ブラシでは落とすことができないため、機械的に除去し、虫歯予防のほか、歯周病予防にも大きな効果があります。バイオフィルムは約3ヶ月で再生されるといわれているため、3ヶ月に1度のPMTC実施で、理想的な口腔内環境を維持しましょう。
